家庭に眠る食品寄付訴え NPO、つくばでイベント:茨城新聞

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2019年5月25日(土)
家庭に眠る食品寄付訴え NPO、つくばでイベント
7月上旬 県内250世帯に配布へ


【写真説明】
フードバンクのため食品を持ち寄り寄付する女性(右)=つくば市研究学園



家庭や企業から寄付された食品を子どものいる困窮家庭に配る「フードバンク」について、県内で活動しているNPO法人フードバンク茨城(大野覚理事長)は、夏休みに向けて食品寄付を呼び掛ける活動を始めた。昨年の冬休みに開いた活動に続き、7月上旬に県内約250世帯を対象に食品を配る考え。キックオフイベントが24日、つくば市内で開かれ、食品の寄付や活動支援を呼び掛けた。

活動は子ども支援プロジェクトと銘打ち、昨年の冬休みから開始。学校の長期休暇で食べ物に困らないようにと、コメや缶詰、菓子などを県内各地で集め、就学援助を受けている世帯を中心に244世帯に各11キロ分を贈った。生協をはじめ46団体が寄付金や食品提供、人の派遣で協力。寄付金は約53万円が集まった。

夏休みの活動も同規模を目標に展開する。小売店や自治体施設に、個人から食品を集める箱「きずなボックス」を計約90カ所置き、企業からも食品の寄付を求める。配布対象者は無料塾に通う小中生のいる家庭とし、無料塾を通じて食品配布の希望を募る。7月に箱詰め作業をして各家庭に発送する予定。

この日のイベントは同NPOと協同組合ネットいばらき、県生活協同組合連合会が主催。会場では来場者からレトルト食品や缶詰を含め約25キロが寄せられた。大野理事長は「食べ物に困っている子どもがいるが、見えにくい現状がある。希望する家庭を自ら探して少しでも届けていきたい」と話した。問い合わせはフードバンク茨城(電)029(874)3001
(綿引正雄)




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